- コンポーネント
展示カード 102枚
ノラネコカード 13枚
勝利点トークン 6個
エサキューブ 60個
見張りネコトークン 1個
- ルール
展示カード、ノラネコカードをよくシャッフルして山札にし、展示カードを山札から3x3の9枚表向きで並べ、ノラネコカードを山札から3枚オープンした状態でゲーム開始です。
各プレイヤーは手番ごと、表向きになっている展示カードの縦列または横列から好きな列を選び、列のカードを3枚獲得します。ただし、指定する際既に見張りネコトークンのある列は指定できません。その後、獲得した列と同じ列に見張りネコトークンを配置し、展示カードの山札から表向きでカードを補充し、次のプレイヤーに手番が移ります。これを繰り返して展示カードの山札がなくなったら終了です。
ノラネコカードは、展示カードに出るカードの効果(迷い猫カード)でのみ獲得可能な強力なネコです。最初の見張りネコトークンの位置がルールブックからは読み取れないですが、ゲーム開始時は多分なしでいいんだと思います。
ゲーム終了時に、ネコカードに記載されたエサを用意できれば、ネコを飼育できたことになり得点が発生します。エサが用意できなかったネコは、逃げた扱いとなり得点になりません。(特にペナルティはありません)
また、オモチャやネコの衣装、マタタビといった、ネコ以外での得点手段もあります。
- オススメ度
オススメ度:C(ボドゲカフェのレンタルで十分)
難易度 :★☆☆☆☆
理不尽度 :★★★★★
戦略性 :☆☆☆☆☆
雰囲気はいい感じのゲームですが、あまりに運ゲーがすぎる印象です。
ネコを飼うのにあたりエサが必須です。ただし、エサの獲得も展示カードからのため、特に今要らなくてもエサを集中して取るプレイがあまりに強力です。手番にエサを獲得できない場合、カタンで目が偏って自分の街のある場所のダイスまったく出ない問題と同じような、早く終わんないかなこのゲーム現象がおきます。
エサが必要以上にあるペナルティは何個余らせようが2点と、ネコ1匹で帳消しにできる量のため、ネコはエサのついでに入ってくる分だけで勝敗を決めるのに十分なほど集まります。さらに、基本的には全員何かしらエサが余ってしまうゲームデザインのため、1個余らせるよりも大量に余らせたほうがお得なのも拍車がかかっています。
ボードゲームを多くやって、もうこれといってやりたいゲームはないけど、ワーカープレイスメント、ダイス、ドラフト等いつもの重ゲーでよくあるシステムじゃない感じの、軽いゲームをやりたい時の、箸休めにちょうどいいゲームです。
とはいえ、家でやるならババ抜きとか大富豪でいいです。
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