■前提
お金を無限にかけるなら、ジャイルーダとかルールス作ったほうが強いです。
(体感ではラクドスオボシュとは五分五分くらいです。)
■やりたい事
絆魂1/1 トークンの数ー相手のブロッククリーチャー≧20で殴る、相手は死ぬ
■本文
テーロス環境(THB)でもそれなりに結果を残していたセレズニアトークンですが、変容が加わる事によりさらに胡散臭い動きができるようになりました。本来であれば人間トークンを使いたいところですが、変容の都合上もう人間ではないほうが嬉しいです。▷プラン
今回のトークン確保手段ですが、《幼獣守り》を利用して絆魂持ちの猫を大量生産します。
変容すると猫が2匹出るのはまあまあ強いですが、このままでは変容のトリガーの枚数が問題となります。《幼獣守り》4枚だけでは、理想的な展開をしても2匹+4匹+6匹+8匹の、合計20匹の猫が出ます。
これでは勝てません。
▷変容トリガー
変容をより安定して行えるようにしないと猫トークンがたりません。そこで変容トリガーとして、以下のカードを採用しました。
《渡る大角》は変容すると、基本土地を1枚タップ状態でサーチします。強くも弱くもないです。しかし、このカードの真価は変容(2)(G)であることにあります。現状の変容持ちカードでもかなり軽い部類で助かります。
《恵みのスターリックス》は変容すると、変容した回数と同じ枚数のパーマネントを無料で出します。基本的には土地が出ると思ったほうがいいです。変容コストが(5)(G)と重すぎますが、《渡る大角》で土地をデッキから排除した後のボーナスタイムが気持ちいいので採用しています。
これで、《幼獣守り》2枚+変容3回ができたと仮定すると、2+4+4+4+4の18匹の絆魂 1/1猫が現れます。さらに、早めにスターリックスが出ていると、3回目の変容がスターリックスだったとして、3+4+5枚のパーマネントがデッキから出ます。単純計算として、18+12枚のパーマネント並んでればフルアタックで多分勝っているはずです。
注意点として、《恵みのスターリックス》は任意じゃなく強制効果です。無計画に行っていると、デッキが枯れます。
▷さらなるトークンの確保
猫トークンが6匹前後は安定して供給できるため、セレズニアトークンらしく招集して《大集団の行進》も狙っていきます。
ある程度猫トークンがいるターンでは、《幼獣守り》の変容コストが(2)(W)(W)であるため、5マナ+6クリーチャー程度存在しているはずです。
全力で《大集団の行進》をすると、一気に9人程度の1/1兵士を生成することができます。
▷変容クリーチャーの要塞化
先述のとおり、変容に依存しまくったデッキとなっているため、変容の元にあるクリーチャーが除去されてしまうとかなり絶望的です。そこで、《楽園のドルイド》を変容元にします。
《楽園のドルイド》を変容元にすると、変容後のクリーチャーもタップしない限り呪禁を持つようになります。呪禁を持つことで、このデッキで最も厳しい、変容を積んでいるクリーチャーに対する除去に対策を取ることができます。また、早期ターンで変容できないと、ジャイルーダに轢き殺される可能性が高いです。マナクリーチャーとしての利用も視野に入れています。
いい感じの変容元が4枚確保できましたが、これだけで足りれば苦労しません。そこで《樹皮革のトロール》も採用します。
こちらも(1)マナと+1/+1トークンを支払うことで、一時的にですが呪禁を得ることができます。しかし、このクリーチャーだけでは+1/+1トークンが1個しかなく、除去を連打されるとつらい気持ちになるのは明白です。しかし、都合のいいことに変容で+1/+1トークンを確保できるクリーチャーがいます。《狐インコ》です。
変容コストも(2)(W)と比較的お安く、地を這うクリーチャーだらけなので、変容したクリーチャーを空に浮かせられるのも助かります。
ただし、呪禁は対象にならないだけで、対象を取らない効果は当然当たるので、全体除去や《スナップダックスの神話》等に対して無力です。メタゲーム的に、今強いデッキ(ルールス、ジャイルーダ、オボシュ)に対してあまり有効ではないので、多分こないんじゃないかと思います。
※スタンであれば、ルールスもジャイルーダ、オボシュあたりの強力な相棒は出たタイミングで《殺害》等で始末すれば比較的軽症で済みます。なのでインスタントの単体除去が主流かなーと思っています。
▷火力の確保
ここまでで安定してトークンの確保をすることと、変容クリーチャーを守る手段は確保しましたが、トークンの強化もしてより少ないトークン数で勝ちに行きたくなります。
ここで、お誂え向きに用意されている、《猟匠ライガー》を採用します。
これで、変容回数分+X/+X修正がかかり、3~4回の変容を想定しているため、トークンは6体前後いれば勝てるようになります。ダメだったとしても、戦闘ダメージを与えられればライフが25くらい回復するので、全滅しなければそこまで絶望的なことにはなりません。
▷相棒つかえない問題
いい感じのリストなように見えますが、ここまで出ているカードの中で大きな問題が起きます。採用できる相棒がいません。
《孤児護り、カヒーラ》《巨智、ケルーガ》を使うには、《楽園のドルイド》《樹皮革のトロール》が邪魔です。
《集めるもの、ウモーリ》はまあまあよさげですが、変容コストは軽くならないので「これいる?」感が否めません。
《湧き出る源、ジェガンサ》もまあまあよさげですが、《樹皮革のトロール》が採用できなくなることと、能力はまったく活かせないのでただの5/5採用になるので、別にそこまで……という感じです。
《深海の破滅、ジャイルーダ》を採用すると、島か沼をどこからか調達しなきゃいけなくなり、《大集団の行進》が入らなくなります。
ザーダ、ルールス、ルーツリー、ヨーリオンは論外です。
《渡る大角》で島か沼2枚をサーチする前提で、《深海の破滅、ジャイルーダ》は相手に打ち消し、除去を握らせる効果があるので、ありっちゃありかもしれません。
▷不採用カード
- 《アジャニの群れ仲間》
- 絆魂でライフ回復を頻繁にするので無くはないんですが、なんか今すごい単体除去飛んでくるので生きてられるんですかね?
- 《本質共生体》
- 同じく耐性がないので、変容するにも即始末されがちです
■リスト
というわけで、リストは以下のようになりました。
クリーチャー 24
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4《楽園のドルイド/Paradise Druid》
4《樹皮革のトロール/Barkhide Troll》
4《狐インコ/Vulpikeet》
4《幼獣守り/Cubwarden》
2《猟匠ライガー/Huntmaster Liger》
4《渡る大角/Migratory Greathorn》
2《恵みのスターリックス/Auspicious Starrix》
2《巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape》
ソーサリー 6
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4《開花+華麗/Flower+Flourish》
2《大集団の行進/March of the Multitudes》
エンチャント 5
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1《希望の夜明け/Dawn of Hope》
4《議事会の裁き/Conclave Tribunal》
プレインズウォーカー 1
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1《群れの力、アジャニ/Ajani, Strength of the Pride》
土地 24
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10《平地》
10《森》
4《寺院の庭》
土地については、《渡る大角》からサーチする都合上基本土地が多めである必要があります。普通は枯れるまでサーチすることはありませんが、安定を取って《寺院の庭》のみにしています。
絆魂によりライフ回復は相当行う事と、《アジャニの群れ仲間》はデッキのカードとして採用したくないものの、忠誠度-2で除去使ってもらえるとおいしいので、《群れの力、アジャニ》を採用しています。
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